油断禁物!糖尿病「糖尿病とは?」
糖尿病のくすり
糖尿病と診断された場合、まずは食事療法と運動療法を行うわけですが、効果が現れない場合は薬物療法に移行します。通常、Ⅱ型糖尿病は飲み薬を使って血糖値やインスリン分泌をコントロールします。
糖尿病 飲み薬の種類?
糖尿病の治療薬には飲み薬の「経口糖尿病薬」があります。主に、インスリン分泌に作用するタイプと作用しないタイプの2つに分類されます。
| インスリン分泌作用 | くすりの種類薬 | 主な作用 | 主な副作用 |
|---|---|---|---|
| あり | スルホニル尿素(SU)薬 | 膵臓でのインスリン分泌の促進 | 低血糖 |
| 速効型インスリン分泌促進薬 | 膵臓での速やかなインスリン分泌の促進 | 低血糖 | |
| なし | ビグアナイド(BG)薬 | インスリン作用の増強 | 胃腸症状 |
| αグルコシダーゼ阻害薬 | 糖質の吸収遅延・阻害 | 消化器系症状、肝障害 | |
| チアゾリジン薬(TZD薬) | インスリン抵抗性の改善と促進 | 体重増加、むくみ、心不全、肝障害、貧血 |
インスリン分泌に作用するくすり
1. インスリンの分泌を促進する
- スルホニル尿素(SU)薬
- 速効型インスリン分泌促進薬
特徴と用法
◆スルホニル尿素(SU)薬
糖尿病内服治療薬の中で最も多く使用されているくすり
特徴は?
- 膵臓のインスリン分泌を助ける
- 数時間にわたりインスリンの分泌を促進
- 空腹時の血糖値も高い糖尿病患者に用いる
いつ飲む?
- 食事の直前または食後
◆速効型インスリン分泌促進薬
SU薬作用と同様だが、比較的初期の軽い糖尿病の治療に用いられる
特徴は?
- 膵臓のインスリン分泌を助ける
- 食後の高血糖を抑える
- 作用時間はスルホニル尿素薬ほど長くない
いつ飲む?
- 必ず食事の直前
インスリン分泌に作用しないくすり
1. 糖の代謝を促進する
- ビグアナイド(BG)薬
2. 糖の消化と吸収を遅くする
- αグルコシダーゼ阻害薬
3. 内臓脂肪細胞にはたらいてインスリン抵抗性を改善する
- チアゾリジン薬(TZD薬)
特徴と用法
◆ビグアナイド(BG)薬
SU剤と併用することも可能
特徴は?
- 肝臓でブドウ糖の放出を抑える
- 腸からのブドウ糖の吸収を抑える
- 食欲を低下させる
いつ飲む?
- 食後
◆αグルコシダーゼ阻害薬
食後の高血糖を改善させる
特徴は?
- 糖の分解・消化・吸収を遅らせる
- 食後の急激な血糖上昇を抑える
- 薬物治療の最初に使われることが多い
いつ飲む?
- 食事の直前
◆チアゾリジン薬(TZD薬)/「インスリン抵抗性改善薬」
新しい経口血糖降下薬として注目
特徴は?
- インスリン抵抗性を改善し血糖値を下げる
- 肝臓からのブドウ糖の放出を抑える
- 筋肉や脂肪細胞のブドウ糖の摂取を促す
- 効果が長時間持続
いつ飲む?
- 1日1回、朝食前又は朝食後






