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油断禁物!糖尿病「糖尿病とは?」

糖尿病の脅威

自分だけは大丈夫と思っているあなた。根拠のない自信は命取りです。自分では気づいてないものの、病気は進行している「隠れ糖尿病」患者も中にはいるのです。

どんな時に気がつくの?

「自分が糖尿病であることを偶然知った」というケースが少なくない。それもそのはず、糖尿病は自覚症状がほとんどないのだ。それは「症状がないから大丈夫」なのではなく、症状があれば血糖値はかなり高くなっているということ。では、どんな時に気がつくのだろう?

1. 症状が何もない場合

  • 定期健康診断や人間ドックを受けた時
  • 他の病気にかかり検査を受けた時

2. 合併症がある場合

  • 尿や眼底の検査を受けた時

3. 自覚症状がある場合

  • のどの渇きや体重減少など

糖尿病の症状と検査

診断1 自覚症状

糖尿病の初期には「自覚症状がほとんどない」。そのため自分では気づきにくく、静かに進行してしまう危険性がある。糖尿病の特徴は①口渇②多飲③多尿④体重減少。しかしこんな自覚症状があったら、血糖値がかなり高くなっている証拠で、すでに‘重症’である可能性大!

診断2 血糖検査

血液検査は通常、朝食抜きの空腹時の血糖値を測って診断する。また、ブドウ糖負荷試験や食後血糖測定を行うことも多い。これは血糖値が、食前や食後、またストレスの有無などによって変化するためだ。ただし、1回の検査で「糖尿病型」と判定された場合、2回目の検査は不要。

糖尿病の診断値(血糖値)
空腹時食後1時間食後2時間
正常型70~110mg/dL110~160mg/dL100~140mg/dL
境界型110~126mg/dL160~200mg/dL120~200mg/dL
糖尿病126mg/dL以上200mg/dL以上

血液検査による糖尿病診断の基準

1回の検査で糖尿病が判定される場合

典型的な症状がある

HbA1c※ 6.5%以上/基準値4.3~5.8%
網膜症が起きている場合
基準値を著しく超える血糖値

※HbA1c(ヘモグロビンA1c)
赤血球の中に含まれるヘモグロビン(血色素)にブドウ糖が結合したもので、通常血糖レベルを判断する際に用いられる。HbA1cは長期間(1ヶ月間)の血糖レベルを反映する。
2回以上の検査で糖尿病が確定される場合

空腹時血糖値 126mg/dL以上
随時血糖値 200mg/dL以上

経口ブドウ糖負荷試験※ 200mg/dL以上

※ブドウ糖負荷試験
75gのブドウ糖を飲み、血糖値の変動から糖尿病を検査する。通常この検査で、2時間値が200mg/dL以上の場合、糖尿病と確定診断される。
糖尿病型と判定された場合の検査
検査項目検査の目的
糖化ヘモグロビン検査検査当日から1~2ヶ月前までさかのぼり、血糖値の状態を調べる
ブドウ糖経口負荷試験空腹時にブドウ糖液を飲んで、一定時間ごとに血糖値の変化を調べる。これは軽症の糖尿病を見逃さないための検査

診断3 尿糖検査

「尿糖検査」は、おしっこの中にブドウ糖が混じっているかどうかを調べるもの。手軽な試験紙やデジタル式の尿糖計などが販売されており、自分でも簡単にチェックすることができる。

尿を取るタイミングは食後。これは食後2~3時間の尿は最も糖が出やすく、空腹時の尿では糖が出にくくなるため。

食前・食後を問わず、常に尿糖が陰性であれば正常だ。ただし、尿にブドウ糖が出たからといって必ず糖尿病であるという確定はできない。病院で血糖値検査を行うこと。

診断4 合併症検査

網膜症、腎症、神経障害など糖尿病が起こす合併症や、高血圧症など生活習慣病の検査をする。ただし、通常合併症の検査は必要に応じて、眼科、腎臓内科、神経内科、循環器科、血管外科、皮膚科、整形外科などとの併診となる。

注 : 血糖値が「正常型」「境界型」であっても、体質により糖尿病に特有の合併症を起こす症例がある。その場合は血糖値に関わらず糖尿病と診断される。

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※2005年 / テルモ調べ