2013年10月26日に開催された「第4回 タニタの社員食堂 健康セミナー」は、22名の方にご参加いただき、無事終了いたしました。台風の影響もあって参加者数は若干少なめではありましたが、会場は“タニタの考える健康の秘訣”を知りたいという参加者の熱気にあふれていました。

今回のセミナー講師、管理栄養士の山下佳織さん（株式会社タニタヘルスリンク）、セミナー冒頭で「実は、私は昔、アイスクリームを１日に４個は食べていました」と衝撃の告白。スリムで健康的な外見からは、とても想像できません。
食事でも運動でも、目標は「グ・タ・イ・テ・キ・ニ」。
「グ」具体的な・「タ」達成可能な・「イ」意欲を持って取り組める・「テ」定量化した・「キ」期日を決めて・「ニ」日課にできること。
「できたら手帳に〇を書く。〇が続くとうれしい、〇が書けないのはくやしい」。そうして１ヵ月が経過、その頃には見た目にも変化が出てくると、さらに３ヵ月、６ヵ月……と継続できるというわけです。

昼食は、セミナーで紹介されたさまざまなコツを体験できるのも嬉しいところです。自分で茶碗に盛ったご飯は、ふんわりと盛った人とそうでない人で見た目には同じ位でも、はかってみると重さが違う。だしを使ったりメリハリをつけることで減塩しつつも味気なくならないというコツも、食べてみて実感。他にも大きめに切った食材、歯ごたえの残る火の通し方、さらにタイマーを使って20分を目安によく噛んでゆっくり食べる。こうした工夫の積み重ねが、500キロカロリー以下とは思えない程のまんぷく感につながるのです。

ご夫婦そろって参加くださった高宮さん。仕事の日の昼食はコンビニが多いというご主人は「コンビニや外食でも、一品プラスしたり、替えたりするだけで栄養バランスが良くなるならできそう」。
奥様は「かつお節にダイエット効果があるとわかったし、実際に食べてみておいしかった。これからは、だしをうまく使います」。



そして高宮さん夫妻と同じテーブルで、わきあいあいとしていた女性二人組、実は、たまたま席が隣り合わせただけ（！）。「（さわらにまぶしていた）カッテージチーズがおいしかった」と声をそろえ、気の合う友人同士で参加したかのよう。荒井さんは「チーズ売場に行けばあるの？どんな形で売ってるの？」と、セミナーで配付されたレシピを参考に作ってみようと思われた様子。
柴田さんは「ケーキやどら焼きが好きだけど、運動はあんまり。今日は１日に食べていい甘いものの量も、食べたらどの程度運動すればいいのかもわかったから、気をつけてみようと思った」。皆さん、さっそくできることを見つけたようです。