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糖尿病とは?
くすりの働き
教えて!くすりの持続時間
くすりの効果は、その種類や量によって違います。約20~30分しか効かないものから、数日あるいは十数日も続くものまでさまざまです。ただし、通常のくすりの効果は数時間以内。そのため、効果を持続させるために1日3~4回の服用が必要となります。
また、鎮痛剤などのように1回飲めば痛さが治まるくすりを頓服と言い、効果を持続させる必要がなく、一度の服用で済むくすりもあります。
しかし、どのようなくすりでも、体内に永久的に残るというものはありません。どんな作用を持つくすりでも、時間が経つと体内で分解されて体外へ排出されます。
教えて!1日1回の内服薬の効果
「つい飲み忘れてしまった」ことや、「外出した時にくすりを持ち忘れた」など、1日に何回も飲まなければならないくすりは何かと不便。そこで1日1回の内服薬が開発されました。
しかし、服用回数を少なくすると共にくすりの効果を持続させるため、このタイプのくすりにはさまざまな工夫がされています。例えば、吸収の速さや排泄を遅らせる。またはくすりの分量を多くするなどです。
1日1回のくすりを服用する際の注意点は、やはりその使用方法。自己判断で個数を変えて服用したりすると、効果が強いため胃腸障害を起こしたり、または副作用がでる場合があります。どのくすりも同じですが、くすりを飲む時の基本は「医師の指示に従う」ことです。