ログインするとすべての記事が読めます

[糖尿病対策] 体脂肪を減らす!筋トレのススメ

[糖尿病対策] 体脂肪を減らす!筋トレのススメ

-第3回 有酸素運動と筋力トレーニングの違い

無酸素運動は、排気量の大きなエンジンでアイドリング中もガソリン消費するようなもの

一方、筋力トレーニングなどの無酸素運動は、車のエンジンの排気量を増やすことと同じです。1,000cc程度の排気量の軽自動車から3,000ccを超えるスポーツカーになるようなものです。
排気量が増えれば、信号待ちのアイドリング中でもガソリンをどんどん消費していきます。

これを人に置き換えると、何もせずにごろごろしながら食べたいものを食べていても、エネルギーが消費されて脂肪がどんどん減っていくようなものです。
筋力トレーニングによって筋肉が増えると、軽自動車からスポーツカーに変わるように体型も改善するのです。

筋肉トレーニングなどの無酸素運動の目的、それは、筋肉を刺激して少しでも筋肉量を増やすことです。では、筋肉がどのようにして大きくなるかご存知でしょうか。

実は、筋肉を大きくするためには、一度筋肉に傷をつけることが必要です。人の身体は、トレーニングによって筋肉が引き伸ばされることによって筋損傷ができて、休んでいるときにその傷を治そうとします。いわゆるタンパク質の再合成です。

この過程を繰り返すことによって、少しずつ筋肥大がおきます。
しかも、このタンパク質の合成そのものにも多くのエネルギーが使われます。安静時に使うこのエネルギーは脂肪を燃焼することによりまかなわれるのです。

いかがでしょうか。筋肉トレーニングをすることが、脂肪燃焼に欠かせない理由がお分かりいただけましたでしょうか。
次回は、具体的な筋力トレーニングの方法についてお話しします。
 

著者プロフィール:宇佐見 啓治(医師)
うさみ内科 院長。1955年8月郡山市生まれ。1982年福島県立医科大学を卒業後、同大学付属病院第二内科に入局。1988年より福島赤十字病院に約10年間勤務、1997年10月に郡山市にうさみ内科開業。
専門分野は、内科全般。消化器、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満などの成人病治療(特に運動療法)。所属学会は、日本内視鏡学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会。日本内視鏡認定医、日本内科学会認定医、日本医師会スポーツ認定医、日本体育協会スポーツ認定医。
趣味はボディビル(2001年福島県ボディビルディング選手権大会4位入賞)、バトミントン、映画鑑賞、木版画、ひょうたんランプ作り、サックス演奏。
前へ 1 2

教えて!ドクター

「健康コラム」をもっと見る

新着健康コラム

「新着健康コラム」をもっと見る