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[糖尿病・食事対策] 食べたもので体はできる!

[糖尿病・食事対策] 食べたもので体はできる!

-第13回 必見!野菜ベスト3

トマトには、3大抗酸化ビタミンが含まれています

まずトマト。
3大抗酸化ビタミンである、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEをすべて含みます。

スポーツ選手の場合、トレーニングによって体に害となる活性酸素が発生しますが、スポーツ選手に限らず最近では一般の方でもジム通いやジョギングを日課にしている人もいらっしゃるかと思います。そういった運動のたびに体には活性酸素が発生します。また、これからの時期であれば紫外線など、日々の生活でも発生する機会が増えます。

この活性酸素をいかに除去するかが、選手の場合は良いコンディションをキープすることにつながり、一般の方の場合は健康につながります。
なぜなら活性酸素は放っておくと、動脈硬化やガンなどの生活習慣病や老化の原因になるからです。

この活性酸素を取り除く作用のある3大抗酸化ビタミンをすべて含んでいるのがトマトの凄さ!

そしてトマトでおなじみのリコピンには、さらにこれらのビタミンよりも強力な抗酸化作用があります。
リコピンは、実はトマトの赤色の色素成分。つまりトマトが赤いのはリコピンという色素があるためなのです。しかもこの色に、そんな強力な効果があるという事実。
栄養効果というのはビタミンやミネラルなどの5大栄養素だけでなく、こういった色や香りなども持っているのです。

さらにトマトにはクエン酸やリンゴ酸なども含まれるため、疲労回復にも効果的。カリウムも豊富なので、摂りすぎた塩分を排出して高血圧やむくみ予防にも役立ちます。

トマトは洗ってすぐに食べられるので手軽にメニューに取り入れることができますが、トマトの水煮缶やトマトジュースなども上手に利用したいもの。
これらの加工品は完熟状態で収穫後すぐに加工されるので、栄養価は生のものとほとんど変わらないといわれています。
ただし塩分を添加したものもあるので、買う際にはよく原材料の表示を見て、トマトだけ使用しているものを選ぶようにしたいものです。
 

 

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