[糖尿病・食事対策] 食べたもので体はできる!
-第11回 引き算・足し算・チェンジテクニック
食の知識、うまく活用できていますか?
食事をする際に、バランスのよい食事を心がけていらっしゃる方は多いかと思います。
糖尿病を気にされている方の場合は、主食となるごはんなどの量は少なめにして、副菜の野菜の量を増やしたり、主菜のおかずは脂っこくないものを……などと調整されていたりもすることでしょう。皆さんのこのような知識は、どこで得られたものでしょうか?
病院で直接栄養士さんから指導を受けられた方もいらっしゃることでしょう。
また最近は、テレビや雑誌でも食事や栄養の話題も多く、メディアを通して得られた情報を活用されている方もいらっしゃるかもしれません。そういった知識が習慣として、無意識に取り入れられるようになり、結果として現れればとてもよいことだと思います。
が、知識はあってもそれをうまく活用できていないことがあるかもしれません。また考えすぎて悩んでしまったり、逆に食事制限がストレスになってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、スポーツ選手も実践している食事の引き算・足し算・チェンジテクニックをご紹介したいと思います。
これは例えば、極端な食事制限をして体重コントロールしている選手の場合でも「これはダメ」「これもダメ」とダメダメと食べ物を極端に制限してしまうのではなく、「これはダメだけど、これならよい」とか選択の幅をもたせた食事方法です。では具体的にどのような食べ方をするかご紹介したいと思います。