Come On! 糖尿病教室
-第2回 糖尿病教室へ行ってみよう!
糖尿病教室ってどんな感じ?
皆さんこんにちは(^O^)
糖尿病療養指導士(CDEJ)の小宮山です。
前回は、糖尿病患者さんの心強い味方である糖尿病療養指導士についてご紹介しました。2回目となる今回は『糖尿病教室へ行ってみよう!』と題して、皆さんに糖尿病教室の疑似体験をしていただこうと思います。
糖尿病教室は、実施している施設によって開催日や開催頻度が異なりますが、月に2~4回程度、定期的に開催しているところが多いようです。対象は外来の通院患者さんが中心ですが、糖尿病教育入院(糖尿病のことや治療について詳しく知るための入院)期間中の患者さんも参加する場合もあります。
開催時間は午後から2~3時間程度で、内容は糖尿病の血糖コントロールや、糖尿病に起こる合併症を学ぶほか、インスリンの働きや、食事指導、運動療法など、普段の生活にどう取り入れていくかという内容を、2~4回に分けて学習していきます。
従来は知識を伝えるだけの、いわゆる『学習型』の教室が多かったのですが、最近では患者さんにいろいろ体験してもらいながら進める『体験型学習』を取り入れた、糖尿病教室も増えてきています。
では、次ページより、糖尿病教室での講義内容がどんなものか見てみましょう。