ログインするとすべての記事が読めます

スマートダイエットで行こう

スマートダイエットで行こう

-第2回 活力年齢を若く保つには?-その1

活力年齢を若く保つ! ~運動編~

活力年齢を若く保つためには、どんな運動がよいかを見てみましょう。

(1)ストレッチを毎日行う
入浴後が効果的
(2)有酸素性運動を週に2-5回行う
通勤ウォーキング、水泳、テニス、ボウリングなど。多いほど良い
(3)筋力トレーニングを週に2-3回行う
自重負荷(スクワット・腕立て・懸垂など)、チューブ、ダンベル、マシンなど
※(1)+(2) または (1)+(3)でもよいが、(1)+(2)+(3)が望ましいです。

運動は、苦痛に耐えながら行うのではなく、運動に伴う発汗・若干の筋肉痛・適度の疲労感を受け入れる考え方が必要です。発汗はエネルギー代謝が高進している証拠ですし、筋肉痛は筋線維(筋細胞)が運動に適応していく過程なのです。また、適度の疲労は快眠につながる効果も期待できます。

運動できないカラダになってからでは遅いです。運動できるうちにしっかり運動を習慣化し、糖尿病の進行を食い止めましょう。
次回は、活力年齢を若く保つための食生活についてご紹介したいと思います。

 

著者プロフィール:田中 喜代次(筑波大学大学院 人間総合科学研究科 スポーツ医学 教授)
1983年に肥満研究を、また1990年より民間医療機関にて虚血性心疾患・高血圧症などの循環器疾患に対する院内運動療法をはじめ、現在も継続中。3ヵ月で体脂肪-8kg、ウエスト-8cm、活力年齢8歳の若返り効果を実現する生活習慣予防事業「スマートダイエット」は、好評を博している。2008年、中高年者の運動プログラム作成の功績に対して、秩父宮記念スポーツ医科学賞を受賞。2009年、筑波大学ベストファカルティメンバー賞を受賞。

 

 

前へ 1 2

教えて!教授

「健康コラム」をもっと見る

新着健康コラム

「新着健康コラム」をもっと見る