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スマートダイエットで行こう

スマートダイエットで行こう

-第4回 実例紹介(糖尿病腎症)

糖尿病腎症と闘う ~Tさん(59歳)の声


前回から読む)
活力年齢®(vitality age)、それは暦の年齢とは別の、その人がどのくらい元気で・健康で・老化している/いないかを示す学術指標です。
 



今回は、スマートダイエット®を実践している患者さんの実例を紹介しましょう。
Tさん(59歳、男性)は、27歳で肥満を指摘され、42歳で2型糖尿病、54歳で高血圧症と診断されました。肥満を指摘されてちょうど30年を経た56歳で腎臓を患い、とうとう人工透析をうけるまでに至ってしまいました。

幸いなことに、趣味のボウリングの腕前はプロ級とあって、透析生活に入った今でも日々気丈に生きていらっしゃいます。実は筆者はTさんが長年幹事役を勤めるボウリングクラブに所属しているのですが、幹事としてのTさんの気配りや働きぶりには頭のさがる思いです。

本コラムの読者の中にも、同じように透析生活を送っている方やそのご家族がいらっしゃることと思います。つらい透析生活の中にあっても、いきいきした生活を送っている人を知っていただいて、勇気(雄喜)を分かち合いたいと思います。

Tさんの声

透析には左腕を使っているんですが、もしそれが困難になったら脚を使えないかと思っています。右腕を使うとボウリングがむずかしくなってしまいますから。

ボウリングは非常に楽しいです。できれば65歳までは大会に出場し続けたいですね。うまくいけば20年は続けられるでしょうと医師から言われているんですよ。

 

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