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糖尿病のあれこれ

-第3回 糖尿病と闘う格闘家?!

ああしろ、こうしろ、それはダメ、と言われても

糖尿病と診断された人、糖尿病の予備軍であると健康診断で言われた人、糖尿病になりたくないと考えている人、それぞれ立場は違いますが、病気を治し健康を維持するために、食生活、運動に十分注意をしなければならない、もしくは注意した方がいい、という点では共通しています。

でも、多くの人は、日常生活があり、仕事などの社会生活があり、ストレス解消のために息抜きも必要です。つまり、食事や運動を優先順位の一番に持ってくる事は、多くの人にとって困難であると思われます。だからといって放っておくと、後で後悔するのは目に見えています。人間は、そういったジレンマの中で日々暮らしているのです。

病院に行けば、いつも食事を節制しろとか運動しろとか、主治医に言われるし、健康診断を受ければ、体重を減らせとか、このままだと糖尿病ですよ、などと毎年指摘されても、なかなか自分をコントロールできない人がほとんどでしょう。そこで、どのようにすれば自分をコントロールして、運動や食事の節制にがんばることができるのか、という事を考えてみたいと思います。

やはり、まずは、病気や人間の体というものはどんなものなのか、ということを十分に理解することが大事だと思います。あまりよくわからずにいたずらにこうしろ、ああしろと言われてもああそうですね、がんばります、とはなかなか行かないでしょう。
いろいろ逃げ道を作りたくなったり、言い訳をしてみたり、診察を受けることも止めてしまうかもしれません。そこでまずは内容を十分に理解することです。

 

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