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糖尿病教育入院・体験記

-第9回 外食は要注意

運動はメリットがいっぱい

午後には医師から「運動療法、嗜好品について」の講義があった。
運動療法は糖尿病患者にとって必須だが、運動は単に血中に吸収された糖分をエネルギーとして使用して血糖値を下げるだけでなく、

①インスリンの効き目をよくする
②肥満を改善する
③脂質異常症を改善する
 これらにより、結果として動脈硬化を抑えることにつながる
④筋肉や体力が増強(基礎代謝が上昇する)
⑤血液循環がよくなる
⑥ストレス解消
などのメリットを挙げられていた。

また、運動療法する上での注意点も詳しく説明があり、非常に勉強になった。
一番強調されたのは、長続きできるよう「少し息がはずむ」、「少しきつい」程度が理想的だということだった(肝に銘じておきます)。

私がやろうと思っているエアロバイクにしても、あまり激しくやりすぎると心拍数が高くなりすぎて有酸素運動でなくなってしまうので、コントロールが必要だということも学ぶことができ、非常に有意義な講義だった。

今日は20,000歩超えを目標に掲げていたので、空き時間を見つけては積極的に散歩に出かけた。夕食前には18,000歩を達成、夕食後の散歩では4,000歩を超え、遂に20,000歩超えを達成した。

その甲斐があって、教育入院してから初めてすべての時点での尿糖が(-)だった。
明日には一日血糖の結果が出て、医師から今後の治療方針について説明がある。
この尿糖の結果からも、明日の医師との面談は楽しみだ。



第10回へつづく)

 

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