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[糖尿病・食事対策] 食べたもので体はできる!

[糖尿病・食事対策] 食べたもので体はできる!

-第7回 宴会シーズンの心得

お酒は控えめ・ほどほどに

クリスマスに忘年会、そして年が明ければ新年会とイベントの多い時期ですね。

血糖コントロールをされている方にとっては、悩ましい時期でもあるかと思います。
スポーツ選手も同様です。
体脂肪率一桁台をキープしたり、良いコンディションを維持するためには、適切な食事はかかせませんが、この時期になるとやはり選手ならではの、そういったイベントに誘われることもしばしば……。

もちろん選手達には、個々の適性にあわせた食事を摂るように指導しています。
「車で来たので」という理由で飲酒を断れば良いと後輩に教えた先輩選手がいたり、「乾杯」の瞬間にお酒をウーロン茶にかえて酔ったふりをする選手など、選手達の涙ぐましい努力をこれまでたくさん見てきました。
でも、こうした場で断り続けることが難しいこともあります。やはり勝つために日々努力している選手にとっては、悩ましい時期のようです。

糖尿病を気にされている方にとっては、アルコールはインスリンの作用を低下させるといわれていますので、お酒は適量を守るようにし、できれば控えたいものです。

また、お酒を飲むときのおつまみも、この時期はいつも以上に意識したいもの。
唐揚げやフライドポテトなどの揚げ物は、ただでさえカロリーが高いのに、そこにアルコールのカロリーが入ると、カロリーの摂り過ぎによって体脂肪が増えるなど大変なことになります。お酒をよく飲む方で体脂肪が多いのは、お酒の飲み過ぎで太るよりも、実はこのおつまみの内容によって体脂肪がつきやすくなっているというお話もあるほどです。
 

 

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