[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第1回 あなたの歩き方は大丈夫?
歩き方次第で、関節を痛めてしまうことも
糖尿病や高血圧など生活習慣病の予防や健康づくりを目的としたウォーキング人口が増加しています。その理由は、いつでもどこでもだれでも手軽にできる運動だからです。
しかし、無闇なウォーキングのせいで関節を痛めるなど、歩行障害を起こすケースがあることをご存知でしょうか。
また、高齢になっても自力で歩き続けることが万人の願いですが、加齢に伴って、筋力や関節の動きなどの基礎的な機能が低下すると、しっかり歩けなくなります。
このような歩行障害を防ぎ、歩行寿命を延ばすには、ただ歩くだけでなく、歩くための諸条件を整えるコンディショニングが必要です。
セーフティウォーキングとは、無理なく、元気に、歩き続けるためのコンディショニングプログラムです。今回から5回に分けて、安全な歩き方をはじめ、しっかり歩くための筋トレ、ストレッチ体操などの具体的メニューをご紹介します。