[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第72回 肩こりを防ぐ-その1
下向き姿勢は肩こりの原因
サッカーワールドカップロシア大会では、西野ジャパンが予選リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントに進出しました。惜しくも1回戦で強豪ベルギーに敗れましたが、最後まで一丸となって戦い抜いた日本チームのプレーは、梅雨空の蒸し暑さを忘れさせてくれる健闘でした。
今大会の日本選手は、試合中に顔を上げ、頭を背骨の上にまっすぐに載せてプレーしていました。当然のことですが、そうしなければ攻守にわたってピッチの状況を把握できないからです。
これは体軸のバランスを保持して、四肢を存分に動かすためにも重要です。へばって下を向いている選手はプレーヤー失格なのです。
昨今、私たちの日常生活を見渡すと下を向くことが非常に多くなっています。職場ではデスクワークで下を向き、電車内でも多くの人がスマホを操作して下を向いています。このような生活習慣を続けると姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛をはじめ様々な体調不良の原因になります。サッカー選手を見習って頭をまっすぐ背骨の上に載せる姿勢を保持しましょう。
今回は、肩こりを防ぐ姿勢づくりについてお伝えします。