[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第3回 バランスのよい歩き方
モデル歩行はNG! 歩隔をとって歩く
足の親指と小指、どちらが強い指でしょうか?そうです。当然、親指ですね。
一時モデル歩行(1本線の上を歩く)が流行しましたが、これは重心が小指の上にのる「弱い歩き方」です。
もし、マラソンランナーがこのような小指に重心をかけたフォームで走れば、スピードが上がらず、そればかりか足の疲労骨折を起こす恐れもあります。また、左右のバランスが悪いため足首の捻挫や転倒の危険性も高くなります。
セーフティウォーキングでは、歩隔(足の間隔)を数cmとって歩きます。ちょうどバレーボールコートのラインの幅くらいです。これで重心が親指の上にのった強くて安定したウォーキングができます。なお、膝のO脚変形がある方は、歩隔をより広くとる方が安定します。