[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第6回 躓きを防ぐ歩き方
顔を上げて、前を向いて歩く
脚力が低下して足元が不安になると、下を見て背を丸める用心した歩行姿勢になりがちです。ところがこのような歩行姿勢は、足元しか視界に入らない大変危険な歩き方なのです。
また、首~腰~お尻~脚~足先にかけて脊髄神経と坐骨神経がつながっています。首を前に曲げると、これらの神経が上方へ引っ張られて、つま先が上がりにくくなり、これも躓きの原因になります。
しかも頭の重さは約5kgもあります。想像してみてください。この重量が前方にかかることでバランスが崩れ、首や背中の凝りの原因にもなります。
ですから躓きを防ぐために、頭を上半身の上にまっすぐ載せて前方を見てバランスよく歩いてください。