足は縦に長く、横に短い形をしています。そのため、前後に比べて左右の安定性が劣ります。これが、よく足首の捻挫を起こす理由です。
また、足首捻挫のほとんどは、足裏が内側へ向く内反捻挫です。それは、足首の関節は、図1のように、内くるぶしが外くるぶしに比べて短く、内側方向に不安定な構造になっているためです。
足首の内反捻挫を防ぐ対策は、当コラム第3回で解説した「バランスのよい歩き方」を心がけることです。そして、足首外側の支持力を強化する下腿側面の筋トレです。
今回は、その具体的な筋力トレーニングの方法をご紹介します。