もうひとつおすすめなのが「ビュッフェ」です。
サラダやパスタ、揚げ物にステーキなど色々な料理を好きなだけ食べることができる「ビュッフェ」は、まさに糖質制限にピッタリです。もちろん、誘惑に負けずに糖質量の少ない食品を選ぶことができた場合ですが……。

せっかくの豪華なランチ、一緒にワインなどアルコールもいただきたくなりますが、前回を参考にして飲み過ぎには注意しましょうね。これでちょっと贅沢なコースランチやビュッフェランチを食べても、ご主人に堂々と言い訳ができますね。

これまでにも何度かお伝えしてきましたが、糖質制限だからといって食べ過ぎや飲み過ぎはカロリーオーバーや塩分の摂り過ぎになりますので充分注意してください。
特に塩分については要注意です。おかずの摂取量が増える分、塩分も一緒に増えてしまいがちです。自分で味つけの調整ができない外食の際は、ドレッシングやソースを残すように心掛けましょう。
また、あまりに極端すぎる食事制限は栄養バランスを崩す恐れがあります。特に既に何らかの症状がある方は、必ず医師の指導のもと行ってください。

著者プロフィール：大西真由美（管理栄養士）
1999年 栄養専門学校卒業後、管理栄養士資格を取得。病院や老人施設に勤務。食や料理の知識を深めるため飲食業界へ転職。そこで糖質制限食と出会う。現在は子育てをしながらフリーの管理栄養士として活動中。一般社団法人健康栄養支援センター臨床栄養部に所属。