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[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第71回 五十肩を防ぐ-その2

棘下筋のトレーニング後に行う、肩回旋のストレッチ

トレーニング後には、緊張した棘下筋をほぐす肩回旋のストレッチを行いましょう。

行い方

スタート姿勢
・肘を90°位に曲げて、手の甲を背にあてる。

ストレッチ姿勢
(1)肘を後ろに引く:まずは肩前面の筋肉を伸ばす
・ゆっくり肘を後に引いて胸を開き「1、2、3、4、5」と5カウントしながら静止する。
・ゆっくりスタート姿勢に戻る。

(2)肘を前に出す:つぎに肩後面の棘下筋を伸ばす
・ゆっくり肘を前に出し、胸をすぼめて「1、2、3、4、5」と5カウントしながら静止する。
・ゆっくりスタート姿勢に戻る。

・これらのストレッチを3~5回くり返す。
・肩の力を抜いて、痛みのない範囲で気持ちよく伸ばす。
※肩が抜けやすい人は無理に行わない。

 

著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。
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