[糖尿病・食事対策] 食べたもので体はできる!
-第6回 鍋料理はバランス栄養食品
鍋なら、野菜やきのこ類がたっぷり摂れる
この時期、とてもおいしい鍋料理。
実は、私はよく選手寮や合宿のメニューに鍋料理を出したりします。鍋は特別に工夫しなくても、低カロリーで栄養がしっかり摂りやすい優れもの。一人暮らしの選手でも、小さな鍋を用意して、この時期は頻繁に「一人鍋」をしていたりもするのです。
今回は、そんな鍋料理に使う食材を見てみましょう。
まずは、野菜。鍋では、大根やにんじん、ねぎや白菜、春菊など、とにかくどんな野菜も材料に適しています。また、しいたけやえのきなど、毎日食卓にあがることが珍しいきのこ類も、鍋料理ならば何の違和感もなく取り入れることができます。
特にこのコラムでも何度か出てきているきのこ類は、食物繊維が豊富なため、気になる血糖値の上昇を抑える効果があります。
もちろん、ノンカロリーでビタミンやミネラルなどが豊富。うまみ成分のアミノ酸も含んでいるので、鍋をおいしくしてくれる効果も期待できます。