[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第17回 足のアーチをつくる-その1
アーチを吊り上げる下腿内側の筋トレ-足の内がえし
下腿の内側には、足の内側にある縦方向の重要なアーチを吊り上げている後脛骨筋(図2)があります。この筋は、ふくらはぎの内側深くから内くるぶしの後ろを通って、内側縦アーチのてっぺんにある骨に付着しています。
足の内がえし+ストレッチは、この筋の収縮力と腱の弾力性を養います。
足内がえしのやり方
長座になって、足を外がえしにした準備姿勢から内がえしします。太ももを手で押さえて固定し、足をしっかりトレーニング姿勢まで内がえししてください。そのまま「1、2、3、4、5」と声を出して保持し、ゆっくり準備姿勢に戻します。前回紹介した足の外がえしと組み合わせて行ってください。
この動作を5~10回、「少しきつい」と感じる回数を目安にくり返します。
余裕がある人は、足の外方向に固定したゴムひもを足に巻いて行ってみましょう。