[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第20回 足の機能を取り戻すウォーキングシューズ-その2
シューズ底のグリップ力は、歩く路面によって適した強さのものを
裸足で歩く場合は、足裏にある感覚器が路面の状態を感じ取って、「滑らないように」あるいは、「引っかからないように」歩き方を調節しています。しかし、シューズを履くと、この感覚器は十分に働くことができません。ですから、視覚機能、つまり路面を目で見て調節することが重要です。
また、あらかじめウォーキングコースの路面に適したシューズ底を選ぶことも大切です。
滑りやすい土の路面を歩くときは、登山靴に近い、ややグリップ力の強いものを(図1の左)。逆に、アスファルトやコンクリートなどのあまり滑らない路面を歩くときは、引っかからないように、ややグリップ力の弱いものを選びます。