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[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第20回 足の機能を取り戻すウォーキングシューズ-その2

シューズ底の曲がりは、足指のつけ根とシューズの曲がる位置が合うものを

裸足での正常歩行を見てみましょう。後ろの蹴りだし足はかかとが上り、足指のつけ根の部分は十分に曲がっています。ですからシューズを履く場合も、この足指の曲がる位置(ボールジョイント)にシューズの曲がる位置(トゥブレイク)が合っていることが大切です。シューズの土踏まず部分には、シャンクという硬い構造物が入っていて、この曲がりを誘導しています。

シューズを買うときは、必ず店内を試し歩きして、ボールジョイントとトゥブレイクが合っているか確認してください。

 

著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。

 

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