[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第33回 膝痛を防ぐ歩き方-その2
O脚の人は、左右の足の間隔(歩隔)を広めに歩こう
第3回で、左右のバランスがよい歩き方として、歩隔をとって歩くようにお伝えしました。それは、2本線の上に足を運ぶ方が、1本線歩行に比べて安定性がよいことと、足の親指側に重心がのるので、しっかりと力強く歩けることが理由でした。
O脚の場合は、とくに、歩隔をとった歩き方をおすすめします。それは、O脚は内反膝といって膝関節が外側にたわむ変形のため、図2の左側のように、歩隔を狭くして歩くと余計にたわみが強調されて小指側に体重がのってしまうためです。歩隔を広めにとって、図の右側のように、親指側(鼻緒)に体重をかけて歩きましょう。膝関節のたわみも少し軽減されるので比較的楽に歩けると思います。