ログインするとすべての記事が読めます

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第36回 歩行の前と後のフットケア

土踏まずの指圧

第17回でもお伝えしましたが、私たちの足にはアーチがあり、体重を受けるときにアーチがたわむことで荷重衝撃を和らげています。

このアーチを支えている足底腱膜(図4)の柔軟性が不足すると、たわみの弾力性が低下します。歩く前後に土踏まずを指圧して、足底腱膜の柔軟性をつくっておきましょう。

 

やり方は、土踏まず全体を手の母指先で、片足20~30秒間指圧します。
歩行寿命を延ばすフットケアとして、シューズを履く前と脱いだ後は、必ず足指の曲げ伸ばしと土踏まずの指圧を行いましょう。

 
著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。

 

前へ 1 2 3

教えて!健康運動指導士さん

「健康コラム」をもっと見る

新着健康コラム

「新着健康コラム」をもっと見る