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[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第40回 室内でのウォーキングドリル [立位版]

ウォーキングドリル [立位版] -3 踏み出し&踏み戻し

踏み出し&踏み戻し

前後に移動しながら上半身をまっすぐに保つ、その場足踏みの応用ドリルです。

[前向き:踏み出し]
①右足の上に上半身をまっすぐに載せる開始姿勢から、左足を前へ一歩目を踏み出す。
②左足の上に上半身をまっすぐに載せ、続いて右足を前へ二歩目を踏み出す。
③再び右足の上に上半身をまっすぐに載せる。
[後ろ向き:踏み戻し]
④③の姿勢から、逆方向に左足を後ろへ戻す。
⑤左足の上に上半身をまっすぐに載せ、右足を後ろへ戻す。
⑥右足の上に上半身をまっすぐに載せる開始姿勢に戻る。


これら①~⑥の一連動作を5~10回くり返します。
つぎに、左足の上に上半身をまっすぐに載せる開始姿勢にして、同様の一連動作を5~10回くり返します。
以上を合計3分程度から始めて、慣れてきたら徐々に増やしてください。

前後への踏み出し・踏み戻し動作の間、お腹を締めて上半身を床面に対して垂直に保ちましょう。また、荷重脚は少し膝を曲げ、鼻緒に重心を載せてバランスをとってください。
 

著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。

 

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