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[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第52回 登山のためのコンディショニング-その3

大きな段差は、横向きや後ろ向きで下る

ポイント④ 横向きで下り、負担を和らげる

横向き下りは、片脚スクワットをする要領で山側の膝をしっかり曲げて重心を落としてから谷側足を下します。着地する地面の状態を充分確認し、足首を捻挫しないようにつま先と膝をやや外側に向けて軟らかく着地しましょう。

 

ポイント⑤ 後向きで下り、負担を和らげる

後向き下りは、梯子段を下る要領で山側の膝をしっかり曲げて重心を落としてから谷側足を下します。着地する地面の状態を充分確認し、足首を捻挫しないようにつま先と膝をやや外側に向けて軟らかく着地しましょう。両手は岩場などにつかまりながら両手と片足の3点支持で下りましょう。

 

著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。
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