[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第56回 ウォーキングとランニング-その1
ポイント①:ぶれない体軸をつくる
良いフォームでウォーキングとランニングを行うには、腕と脚がスムーズに動くことが重要です。脚は股関節、腕は肩関節で胴体とジョイントしていて、いずれも関節が滑らかに動けるように球状になっています。これらの球関節が安定して回転運動をするためには、軸となっている胴体がぶれないことが重要です。
つまり、良いフォームの第1のポイントは、「ぶれない体軸をつくる」ことです。
体軸をつくる練習では、片方の足に重心が載るときに、骨盤・背骨・頭をまっすぐ保つように意識してください。そして、地面からの反力をしっかり受け止められるように、膝を少し曲げて、腹筋・お尻・太ももを締めるように意識します。