[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第57回 ウォーキングとランニング-その2
ポイント④⑤[ウォーキング編]:上下動を小さくして、推進力を活かす
上下動の大きなウォーキングやランニングは、前方へ移動するためのパワーを上方へ分散させます。また、下向きへの衝撃加速度が大きくなるので足腰への負担が強くなります。
ウォーキングでは、接地脚に上半身が載るミッドスタンスは重心が最も高く、前へ出した足が着地するヒールコンタクトは重心が最も低くなります。そのため、ミッドスタンスで膝をピンと伸ばしたり、踵を上げて歩いたりすると上下動が大きくなります。
上下動を小さくするには、ミッドスタンスで膝を少し曲げ重心を下げて歩きましょう。
腕を前から後ろへ振り下ろすことで体の上昇を抑え、腕と脚で後ろから前へ煽って推進力を生み出します。