[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第60回 ウォーキングとゴルフ-その2
ポイント⑤:骨盤を回旋して歩く
最近、脚をつけ根(骨盤)から動かす歩き方が奨励されています。
理由は、
(1)脚を長く見せることができる。
(2)実際、股関節ではなく骨盤から動かすので歩幅を伸ばせる。
(3)骨盤周りの大きな筋肉を使うので消費エネルギーを増やせる。
からです。
骨盤を回旋する歩き方をヒップスイング歩行(第22回参照)と言います。
左脚を出すときは左の骨盤から、右脚を出すときは右の骨盤から動かします。左脚を出すときは、図1のように、右足が地面を踏み込んだ反力は右脚の股関節から骨盤に伝わります。このパワーを利用して骨盤を右へ回旋し、左の骨盤を前へ出します。右脚を出すときは、逆の動作になります。