[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第42回 筋肉に負荷をかけて歩く
重心を下げて歩く「二ーベントウォーク」
二ーベントウォーク
ニーベントウォークとは、膝を曲げ重心を下げる歩き方です。膝や足首などにケガをしたときのリハビリテーションとして行われています。
重心を下げることでお尻や太ももの筋肉に負荷をかけて鍛えることができるので、ウォーキングのための基礎体力づくりにも有効です。
ニーベントウォークの要点は、
①前を見て背を伸ばす
②重心を下げ、しっかりつま先を上げて足を前へ運ぶ
③つま先と膝を捻らないで進行方向に向ける
④上半身を下半身の上にバランスよく乗せる
です。
ニーベントウォーク10歩+普通歩行100歩を3~5セットくり返しましょう。
重心を下げる基準は、膝の角度90°です。ただし、きつ過ぎる場合は、重心を上げて膝関節角度をやや大きくしてください。
ニーベントウォークの後には、太もも前のストレッチ体操(第5回参照)、片膝かかえのストレッチ体操(第41回参照)を行っておきましょう。