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[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第46回 美しい姿勢で歩く

首の筋トレ後に、首と肩のストレッチ体操

首のストレッチ体操

背をまっすぐに保持し、肩と両腕を下げ、首と肩の力を抜いて行います。
①首を前に倒し、頭の重さを前にかけて首の後ろを伸ばします。
②顎を上げて、口を開き頭の重さを後ろにかけて首の前を伸ばします。
③頭の重さを右斜め前にかけて、左の首から肩にかけての筋肉を伸ばします。
④頭の重さを左斜め前にかけて、右の首から肩にかけての筋肉を伸ばします。
それぞれ「1、2、3、4、5」と5カウントしながら伸ばして、3~5セット行います。
[注意!] いずれも痛みやしびれがある動きは、無理に行わないでください。とくに②は要注意です。
 

肩のストレッチ体操

肩(肩甲骨)と首は多くの筋肉で繋がっています。そのため、肩の動きの悪化は首に直接影響します。首の良いポジションと動きをつくるには、肩の良いポジションと滑らかな動きを保つことが必要です。お勧めしたいのは、第23回でお伝えした肩甲骨の動きを改善するストレッチ体操です。肩の力みをとって滑らかな動きができるように、そして、肩や首の故障を防いで美しい姿勢をつくるために毎日行っておきましょう。
 


著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。

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