[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第46回 美しい姿勢で歩く
頭を背骨の上にまっすぐ載せて前を見る/首を伸ばして肩を下げる
これまでにお伝えしてきたセーフティウォーキングは、運動軸が安定していてバランスが良く、滑らかな歩行をめざしています。この歩き方が身につけば膝関節や腰を傷めにくくなり歩行寿命を延ばすことができます。そして、無駄のない舞踊やスポーツ動作と同様に外から観ていて美しい歩容となります。
美しく歩くために意識していただきたいのが頭と肩のポジションです。頭のポジションについては、第2回と第6回でも若干解説しましたが、顔を起こして視線を前方に向け、背骨の上にまっすぐに載せるのがポイントです。
舞踊やスポーツでは、力んでいかり肩になってしまうと良い動きができません。肩を下げて脇を締め踏ん張ることによりスムースで力強い踊りやプレイができます。歩行時にもいかり肩にならないように、首を伸ばして肩を下げる姿勢をとってください。