[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第55回 ウォーキングストレッチ
主なストレッチ種目
ウォーキング途中のストレッチなので、すべて立って行う方法です。
いずれも息を吐きながら4~5秒間伸ばします。回数は5~10回行ってください。痛みのない範囲でゆっくり伸ばしましょう。
足裏のストレッチ
踵を上げて足趾(あしゆび)の関節を反らせます。足趾から土踏まずを伸ばします。
すね~足背ストレッチ
壁や木などに手をつき両脚をクロスします。前側の脚はつま先立ちになります。後ろ側の脚で前側の脚を押して、すねから足背を伸ばします。
他の部位のストレッチ
以下は、ウォーキングストレッチで行っていただきたいその他の部位です。
[ふくらはぎ][すね外側から~足首外側]はこちら。
[太もも前][太もも後][太もも内側]はこちら。
[お尻][お尻横][骨盤前][腰と背]はこちら。
著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。