[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ
-第61回 ウォーキングとゴルフ-その3
ポイント⑩:ゴルフスイングは肩甲骨から
パワフルで安定性のあるゴルフスイングは、腕の基盤である肩甲骨からのスイング動作がポイントです。
右打ちの場合、テイクバックでは右肩甲骨が閉じて左肩甲骨が開き、インパクトでは左右の肩甲骨がニュートラルポジションとなり、フォローでは右肩甲骨が開いて左肩甲骨が閉じます。このような肩甲骨開閉動作とインパクトでの瞬発的な左右肩甲骨の開閉の切り替えがナイスショットを生み出します。
著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。