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[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第39回 室内でのウォーキングドリル [座位版]

ウォーキングドリル [座位版] -3 脚の前後運び

脚の前後運び

歩行時には、脚を前後に動かし、股関節を前後に開いて移動します。これには、骨盤の前方にある腸腰筋(第25回参照)と骨盤の後方にある大臀筋というお尻の筋肉が交互に伸び縮みする働きが必要です。

脚の前後運びは、腸腰筋と大臀筋の伸び縮みをよくする運動です。イスに横向きに座り、外側の腕と脚を前後に大きく動かします。左右向きに各1分を1セットとし、それを3~5セット行いましょう。



脚の前後運びの後には、股関節を前後に開くストレッチ(第4回参照)を行っておきましょう。
 

著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。

 

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