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[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

[糖尿病 運動] セーフティウォーキングのススメ

-第58回 ウォーキングとランニング-その3

ポイント⑧:ヒップスイングを使う

ヒップスイング歩行(第22回)とは、右脚を前に出す時は右の骨盤が前へ回旋し、左脚を前に出すときは左の骨盤が前へ回旋する歩き方です。これにより歩幅を楽に伸ばすことができます。

ヒップスイングは、ランニングでもストライドを伸ばす重要なテクニックです。
なお、ヒップスイングに対して、左右の肩甲骨を交互に背骨から開閉することで上半身と下半身のバランスをとります(第23回)。

 

著者プロフィール:土井 龍雄(健康運動指導士/アスレチックトレーナー)
1975年大阪教育大学卒業。1975年より岸和田市立福祉総合センター、1980年よりダイナミックスポーツ医学研究所にてトレーナーとして勤務。2014年同顧問に就任。年間およそ2,000名にセーフティウォーキングを指導。
著書は「歩行寿命が延びる!セーフティウォーキング ― 脱・ロコモティブシンドローム ―」(三省堂)、「歩く人。長生きするには理由がある」(三省堂)。
東日本大震災で仮設住宅の高齢者が抱えるロコモへの対策をきっかけに開始した「歩く人。」プロジェクトに参画。この事業は2017年度(平成29年度)運動器の10年・日本賞を受賞。

 

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